プリザーブドフラワーとは?
プリザーブドフラワーとは生花を長期間楽しめるように保存加工(プリザーブド加工)を施したお花のことを言います。お花が最も美しく華やかに咲いた時期に色素を抜き、特殊な染料を吸わせます。そのため、 花そのもののみずみずしさを保ち、柔らかで、まるで生花のような自然な仕上がりとなります。 カラーバリエーションも豊富で、枯れることがなく水やりの必要もないことが大きな特徴です。

プリザーブドフラワーは保存状態にもよりますが、通常は数年その自然のみずみずしい美しさを楽しむことができます。生花なら季節によっては1日~数週間で枯れてしまいますが、プリザーブドフラワーなら水も光もあたえることなく、鮮やかで色あせしにくいお花を長期間楽しんでいただけます。
プリザーブドフラワーの保存方法

長く楽しんでいただくための注意点は、まず湿度と温度です。
最適といわれる環境は湿度40~60%、気温18度~25度 あたりです。
湿気 と温度の高い場所に保管されますと、吸いあげた着色料が染み出したり、花びらの透け、斑点が出てきます(湿度が戻れば元に戻ります)。
エアコンの風が直接当たるところなどの乾燥した所や直射日光、強い光の場所に保管しますと、花びらが硬くなりヒビ割れや色の退色、劣化症状が発生します。一度ヒビ割れた花びらは戻りませんが、パサパサになった花びらは湿気のあるところにしばらく置きますとしなやかになります。
直射日光も大敵です。直射日光に3日当てると、たとえば濃いピンクですと→薄い白っぽいピンクに退色します。この退色した色は元には戻りません。